パンクぱんく

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タイヤに穴があくことだった「パンク」は、こぼれて「頭がパンク」まで広がった。

パンクチャー
パンク
元の言葉
パンクチャー
こぼれた部分
パンク
種類
部分抽出 / 単独使用 / 意味変化 / 意味拡張
現在の意味
タイヤの穴あき、機能のまひ、破産
信頼度
確実

意味の変化

  1. puncture(穴をあけること)
  2. 「パンク」が独立
  3. タイヤの空気が抜けること
  4. 許容量を超えてまひすること

タイヤに穴があくこと → 許容量を超えて機能しなくなること

何からこぼれた?

「パンク」は英語 puncture の前半がこぼれた言葉です。デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典とも《puncture から》と語源を示しています。

元々どういう意味だった?

puncture は「刺してあけた穴」のこと。日本語では、タイヤのチューブに穴があいて空気が抜けることを表しました。

いつ独立した?

精選版 日本国語大辞典は、杉村楚人冠『大英游記』(1908)の「護謨輪(タイヤ)が二度迄もパンクをやったが」を初出の実例に挙げています。少なくとも明治末には「パンク」の形で使われていたことになります。

意味は変わった?

タイヤの話から離れ、「膨らみすぎてはちきれる」「処理能力を超えてまひする」「破産する」へと意味が広がりました。比喩的な意味の初出の実例として、同辞典は大宅壮一『蛙のこえ』(1952)を挙げています。

今はどう使われる?

「サーバーがパンク」「頭がパンクしそう」のように、タイヤ以外の比喩表現でよく使われます。音楽ジャンルの「パンク(punk)」は別語源の同音語です。

なぜ定着した?

語の後半を落とした短い形は言いやすく、「破裂して使えなくなる」というイメージが分かりやすかったため、比喩として広く使われるようになったと考えられます。

元の意味と今の意味

英語 puncture は「刺してあけた穴」「穴をあけること」。日本語ではタイヤに穴があいて空気が抜けることを指した。

  • タイヤの穴あき「後輪がパンクする」のように、タイヤの空気が抜けること。
  • 機能のまひ「アクセス集中でサーバーがパンク」「頭がパンクしそう」のように、許容量を超えて機能しなくなること。
  • 破産負債がかさんで破産すること。

タイムライン

  1. 1908年精選版 日本国語大辞典は、杉村楚人冠『大英游記』(1908)の「護謨輪(タイヤ)が二度迄もパンクをやったが」を初出の実例として挙げる。
  2. 1952年比喩的な「度が過ぎて失敗する」意味の初出の実例として、大宅壮一『蛙のこえ』(1952)が挙げられている。

用例

  • 自転車がパンクした。作例・タイヤの穴あき
  • 問い合わせが殺到して窓口がパンクした。作例・機能のまひ

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出典

  1. 「パンク」(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)コトバンク(小学館)(2026-10-04 閲覧)