サンタさんた
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「聖」という意味だった「サンタ」は、こぼれて白ひげの老人になった。
- 元の言葉
- サンタクロース
- こぼれた部分
- サンタ
- 種類
- 固有名詞由来 / 部分抽出 / 単独使用 / 意味変化 / 再解釈
- 現在の意味
- サンタクロース、聖
- 信頼度
- 確実
意味の変化
- 聖(Saint)
- 聖ニコラウス(Sinter Niklaas)
- サンタクロース
- 「サンタ」が独立
- 贈り物を届ける老人
聖(敬称) → 贈り物を届ける老人
何からこぼれた?
「サンタ」は「サンタクロース」の前半がこぼれた言葉です。デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典とも「サンタクロースの略」としています。
元々どういう意味だった?
Online Etymology Dictionary によると、Santa Claus はオランダ語方言の Sante Klaas から来ており、もとは中世オランダ語の Sinter Niklaas、つまり「聖ニコラウス」です。「サンタ」は「聖」、「クロース」は人名「ニコラウス」にあたります。デジタル大辞泉も、4世紀の小アジアのミラの司教セント・ニコラウスに由来すると説明しています。
いつ独立した?
同辞典によると、英語の短縮形 Santa は1874年から確認されます。日本語では、精選版 日本国語大辞典が「サンタクロース」の初出の実例に佐々木邦訳『いたづら小僧日記』(1909)を挙げています。日本語での単独の「サンタ」の初出は、現時点で確認できていません。
意味は変わった?
「聖」という敬称の部分が、人物そのものを指すようになりました。名前の本体である「クロース(ニコラウス)」ではなく、肩書きの方が残ったことになります。デジタル大辞泉は、人名などに冠して「聖」の意を添える「サンタ」(サンタマリアなど)も別の意味として載せています。
今はどう使われる?
「サンタさん」「サンタの衣装」のように、クリスマスの老人を指して日常的に使われます。
なぜ定着した?
「聖」の意味が日本語話者には意識されにくく、言いやすい前半が名前として受け取られたためと考えられます。英語でも同じ短縮が起きています。
元の意味と今の意味
Santa Claus は、オランダ語方言の Sante Klaas(中世オランダ語 Sinter Niklaas=聖ニコラウス)から。「サンタ」は「聖」、「クロース」は「ニコラウス」にあたる。
- サンタクロース「サンタが来る」のように、クリスマスに贈り物を届ける老人を指す。
- 聖人名などに付けて「聖なる」の意を添える。「サンタマリア」など。
タイムライン
- 1773年Online Etymology Dictionary によると、英語で St. A Claus の形が『New York Gazette』に現れる。
- 1874年英語で短縮形 Santa が確認される。
- 1909年精選版 日本国語大辞典は、佐々木邦訳『いたづら小僧日記』(1909)の「サンタクロウス」を初出の実例として挙げる。
用例
今年はサンタに何をお願いする?
作例・サンタクロースサンタマリア号
作例・聖
関連するこぼれことば
出典
- 「サンタ」(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)コトバンク(小学館)(2026-10-04 閲覧)
- 「サンタクロース」(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)コトバンク(小学館)(2026-10-04 閲覧)
- Santa Claus (n.)Online Etymology Dictionary(2026-10-04 閲覧)