-aholicあほりっく

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alcohol に -ic が付いただけだった語の後半は、こぼれて「〜中毒」になった。

alcoholic
holic
元の言葉
alcoholic
こぼれた部分
holic
種類
部分抽出 / 単独使用 / 意味変化 / 意味拡張 / 再解釈
現在の意味
〜中毒の人
信頼度
有力

意味の変化

  1. alcohol+-ic(アルコールの)
  2. アルコール依存の人
  3. 「-aholic」が独立
  4. 〜中毒の人

「アルコールの」(alcohol+-ic) → 〜中毒の人

何からこぼれた?

接尾辞 -aholic は alcoholic の後半がこぼれた言葉です。Online Etymology Dictionary は -aholic を「alcoholic から切り出された」語形成要素としています。

元々どういう意味だった?

同辞典によると alcoholic は alcohol + -ic で、1790年から「アルコールの」という意味で確認されます。「アルコール依存の人」を指す名詞の用法は1891年からです。本来の区切りは alcohol-ic で、-holic という部分はありませんでした。

いつ独立した?

Online Etymology Dictionary は、-aholic の最初の例として sugarholic と foodoholic(1965)を挙げ、続いて workaholic、chocoholic、shopaholic(1984)などを挙げています。一方、workaholic の成立時期は出典によって違います。同辞典は workaholic の項で1961年の造語とし、デジタル大辞泉と精選版 日本国語大辞典は1970年代にアメリカの作家オーツが作った語としています。

意味は変わった?

語の切れ目ではない場所で切り直された -aholic が、「〜に依存している人」を表す部品になりました。同辞典は、多くは軽蔑的または冗談めかした使い方だと説明しています。

今はどう使われる?

英語では shopaholic、chocoholic など、身近な依存を冗談めかして言う語が作られています。日本語でも「ワーカホリック」は仕事中毒の意味で定着しています。

なぜ定着した?

alcoholic という語が「依存」のイメージと強く結びついていたため、その語尾が依存を表す部品として受け取られたと考えられます。

元の意味と今の意味

alcoholic は alcohol(アルコール)+ -ic(〜の)で、「アルコールの」という形容詞。のちに「アルコール依存の人」を指すようになった。本来の区切りは alcohol-ic で、-holic という部分は存在しなかった。

  • 〜中毒の人workaholic(仕事中毒)、shopaholic(買い物中毒)、chocoholic(チョコ中毒)のように、多く冗談めかして使う接尾辞。

タイムライン

  1. 1790年Online Etymology Dictionary によると、alcoholic が「アルコールの」の意味で確認される。依存者を指す名詞用法は1891年から。
  2. 1965年-aholic を使った最初の例として sugarholic、foodoholic(1965)が確認される。
  3. 1979年精選版 日本国語大辞典は、小林信彦『紳士同盟』(1979)の「働き中毒(ワーク・ホリック)」を「ワーカホリック」の初出の実例として挙げる。

用例

  • She admits she's a bit of a shopaholic.作例・〜中毒の人
  • 彼は典型的なワーカホリックだ。作例・〜中毒の人

関連するこぼれことば

出典

  1. -aholic (etymology)Online Etymology Dictionary(2026-10-04 閲覧)
  2. workaholic (etymology)Online Etymology Dictionary(2026-10-04 閲覧)
  3. 「ワーカホリック」(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)コトバンク(小学館)(2026-10-04 閲覧)