busばす
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ラテン語の語尾にすぎなかった「-bus」は、こぼれて乗り合い自動車になった。
- 元の言葉
- omnibus
- こぼれた部分
- bus
- 種類
- 部分抽出 / 単独使用 / 意味変化 / 再解釈
- 現在の意味
- 乗り合い自動車、コンピューターの信号路
- 信頼度
- 確実
意味の変化
- omnibus(すべての人のために)
- 乗合馬車 omnibus
- 「bus」が独立
- 乗り合い自動車
「すべての人のために」(ラテン語の語尾) → 乗り合い自動車
何からこぼれた?
英語の bus は omnibus の後半がこぼれた言葉です。Online Etymology Dictionary は bus を「omnibus の口語的な略」とし、1832年から確認されるとしています。
元々どういう意味だった?
同辞典によると omnibus はラテン語で「すべての人のために」を意味し、omnis(すべて)の与格複数形です。フランス語の voiture omnibus(みんなのための乗り物)を経て、1829年からロンドンで乗合馬車を指すようになりました。デジタル大辞泉も「オムニバス」の項で《乗合自動車の意から》と説明しています。
いつ独立した?
Online Etymology Dictionary は、bus を1832年から確認される略語としています。
意味は変わった?
Online Etymology Dictionary は「現代英語の名詞 bus は、ラテン語の与格複数の語尾にすぎない」と書いています。意味を持たない文法上の語尾が、乗り物そのものの名前になりました。一方、もとの omnibus は「オムニバス映画」のように「いくつもの作品をまとめたもの」という意味で残っています。
今はどう使われる?
英語でも日本語でも、bus(バス)は大型の乗り合い自動車を指します。日本語の「バス」は、すでに短くなった英語の bus を取り入れたものです。
なぜ定着した?
omnibus は長く、日常的に乗る乗り物の名前としては言いにくかったため、語末だけが残ったと考えられます。
元の意味と今の意味
omnibus はラテン語 omnis(すべて)の与格複数形で「すべての人のために」。フランス語の voiture omnibus(みんなのための乗り物)から、乗合馬車を指すようになった。-bus の部分は文法上の語尾で、それ自体に意味はない。
- 乗り合い自動車「路線バス」「観光バス」のように、多くの人を運ぶ大型車。
- コンピューターの信号路デジタル大辞泉は、コンピューター内部で各装置を結ぶ信号路の意味も挙げる。
タイムライン
- 1829年Online Etymology Dictionary によると、乗合馬車 omnibus がロンドンで使われ始める。パリでの導入は1819〜20年頃。
- 1832年omnibus の口語的な略として bus が確認される。
用例
I took the bus to work.
作例・乗り合い自動車駅前からバスに乗る。
作例・乗り合い自動車
関連するこぼれことば
出典
- bus (etymology)Online Etymology Dictionary(2026-10-04 閲覧)
- omnibus (etymology)Online Etymology Dictionary(2026-10-04 閲覧)
- 「オムニバス」(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)コトバンク(小学館)(2026-10-04 閲覧)